タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年 カナダ)
個人的総合評価:★★★★☆
~あらすじ~
幼馴染で親友同士のタッカーとデイルが、念願の別荘(古い山小屋)を手に入れ、休暇は自分達の別荘で過ごそうと森へ向かうが、同じく森へキャンプに来た大学生のグループから、森の奥に住む「殺人鬼」と勘違いされてしまう。
更に、タッカーとデイルが夜に川で釣りをしているとき、川で溺れてしまった女子大生アリソンを救出するも、その光景を目撃した大学生たちに、「アリソンがさらわれた」と、誤解を招いてしまい、そこから段々と思わぬ方向へと進展していく。
といったお話です。
この映画に関しては、すごくうまい具合に登場人物たちが不幸へと陥っていく様がとても印象的だと思いました。
ウッドチッパーで木を粉砕して作業していたタッカーの後ろから、大学生が襲ってきたときのシーンとか、B級ホラー感あふれる演出で印象に残ってます。(結構グロさ溢れるシーンではありますが・・・)
そんな中でも、タッカーがデイルに「お前は劣等感が強すぎるんだ」と伝えるシーンがあるのですが、なかなかいいことを言う場面もあるんですよね。
そして勇気を出し、デイルがアリソンを助けに行く・・・という、デイルの成長もみられる作品です。(ほっこりはそんなにしない内容の映画ではありますが笑)
特に考えなくても観られる内容と、スプラッター要素もあるのに笑えてしまうコメディ要素満載の作品となっていると思うので、とにかく笑いたい方(グロ耐性は必要)、気軽に映画を見たい方(グロ耐性は必要)におススメな作品です!
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