華麗なるギャツビー(2013年 アメリカ)
個人的総合評価:★★★★☆
~あらすじ~
第一次世界大戦の従軍経験者であるニック・キャラウェイが、精神科で治療を受けているところから始まります。ニックが思い入れのあるギャツビーという男との出来事について、紙に書き留め、主治医に開示していきます。
7年前の1922年の夏に、ニックは中西部からニューヨークの一軒家へと引越をしました。引っ越した一軒家の隣には巨大で豪華な屋敷が聳え立っていました。そんな屋敷の持ち主がジェイ・ギャツビーという人物と知り、ニックは見たことないギャツビーと、その屋敷での生活がどんなものだろうと想像しておりました。そんな隣の屋敷では毎週末、盛大なパーティーが開催されておりました。しかし、パーティー会場でギャツビーの姿が出てくることはありません。
ある日、ニックのところに、ギャツビー宅でのパーティーの招待状が届きました。そして、ニックがパーティーへ出席すると、ギャツビーが姿を現したのです。
ニックとの中を深めるため、姿を現したギャツビーには、ニックの親戚でデイジーという女性に会わせてほしいという思惑がありました。ギャツビーは、ある日ニックにデイジーと合わせて欲しいと頼み込みます。ギャツビーとデイジーは、アメリカ戦争に突入する前に愛し合っていた仲だったのですが、そうそうが始まってから、将校として活躍していたギャツビーは彼女に一切連絡もせず、気持ちだけずっと思っていたのです。
そんなギャツビーの頼みに、ニックはデイジーにギャツビーを合わせます。そこから二人は昔のように時を過ごしていくのですが、そこから悲劇への道が開かれていくのでした。
この映画、美術がホントステキ!!!
綺麗で観てて楽しい。
お話の内容は、最終的にはギャツビーという男の悲劇的なお話といった感じで、そこまで深いお話ではない印象です。
これはネタバレになってしまうのか分かりませんが、デイジーという女のクズ具合といったら・・・ね。最後まで観てると。少し腹立たしさも感じましたよ。(笑)
女優さんってすごいね。
印象に残っているところは、ギャツビーの車が、デイジーの夫トムの愛人マートルを跳ねてしまうところです。デイジーを庇うギャツビーの心情を考えると・・・結末まで観たときに、ギャツビーの不幸な運命に、デイジーへの苛立ちが芽生えます。(笑)
少しドロドロな内容ではありますが(笑)、映像がとても綺麗なのと、俳優陣も、レオナルド・ディカプリオがギャツビーを演じたりと、楽しめる作品となっております。
少しドロドロな恋愛劇が観たい方、綺麗な映像を楽しみたい方、レオナルド・ディカプリオファンの方、トビー・マグワイアファンの方などへおススメの作品です!
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