オーディション(1999年 日本)
個人的総合評価:★★★★☆
~あらすじ~
ビデオ制作会社を経営している青山は7年前に妻を亡くし、息子の重彦と二人暮らししている。
ある日、重彦から再婚を勧められ、その気になった青山は友人の吉川に相談する。すると吉川は、映画製作のオークションと称し、応募してきた女優の中から再婚相手探すということを提案した。
そして、青山集められた沢山の書類を見つめていると、”山﨑麻美”という女性の書類が目に留まり、青山はその女性に興味を持った。
オーディションの日、青山は麻美に出会い、彼女に魅了される。その後、吉川は麻美の周辺の人物について調べるが、誰一人連絡がつかないことから、違和感を感じていた。吉川はそのことを相山に伝えるが、青山は彼女に夢中になり、聞く耳を持たず、麻美に段々と近づいていく。
そこから、青山は恐怖への道を歩んでいくことになるのであった・・・。
この映画については、途中までホラー的な展開になる描写もそこまで見えなく、どういうオチになるのだろうと思っていましたが、ラストに向けて、なんとまぁ猟奇的なサイコ・ホラーへと展開していったなぁと思いました。
印章に残るシーンといえば、ラストに向かっていく麻美と青山の拷問のシーン。
麻美が「キリキリキリキリ~」と、笑顔で言いながら青山の体に針を刺していくシーンが、インパクト大ですよね。
痛みしか信じることのできない麻美さん。気持ちはわかるけど、青山さんかわいそうだな~と・・・・( ;∀;)
麻美さんには拷問前に、年齢差はあるけど、きっとこの男は良い人だよ( ;∀;)と伝えてあげたくなりました。(笑)
最後まで観ると、まさかここまでレベルの高いメンヘラ女だとは・・・とびっくりさせられました(;'∀')
ちょっと昔の日本社会を見たい方、女の怖さに少し触れてみたい方、ちょっと派手だけど人間の怖さを描いたホラー映画を観たい方におススメです( *´艸`)
(グロ注意でお願いします。)
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